周年アイテム紹介①

いよいよ周年まで1週間を切りました。随時Instagramにて9月13日発売の商品紹介をしていっておりますが、一部お問い合わせの多い商品はブログにてしっかりと解説して行こうと思っていますので、よろしくお願い致します。

それではまず1点目

2016 Dr. martens OASIS ’97/98 Be Here Now Tour’ 1460 8Eye Boot 28.0cm

まずはこちら、一見普通のドクターマーチンの8eyeブーツですが

近くで見ると、スペシャルな型押しが見えます。こちらは1997-98年に開催された『Be Here Now』のツアーにて一部関係者にだけ配布されたプロモーションアイテムです。しかしこれは当時のものではなく、2016年製のものになります。

サンプルタグの『DATE』の部分を見ても2016年と表記があります。しかしこれはいわゆるコピー品ではなく、2016年に英国で有名なオアシスのファンサイト、『SCYCHO』と英国で最も有名な週刊音楽雑誌である、『NME』によって抽選販売をしたものになります。

NMEにて開催された抽選概要を見つけ出すことはできませんでしたが、SCYCHOのほうで記事を見つけることができました。こちらでは2足のみ抽選販売していますね。上記のボタンからご確認いただけます。サンプルタグに記載されている『SIMPLE FACTORY GROUP』という会社は、中国と台湾に工場があるブーツを作っている会社です。

1997-98年に製造された当時のものは英国製ですが、2016年製造ということもあり、こちらは中国製になります。

https://www.reddit.com/r/oasis/comments/a1k9o9/oasis_be_here_now_tour_dr_martens_doc_martens/

当時のものと比較すると、レザーの質感の違いは一目瞭然ですね。シューレースも当時のものと同じデザインになっています。

サンプルタグが付いているということもあり、シューズボックスにラベルもありません。ただ『oasis Band 9#』と乱雑にメモがされています。サイズはUK9なので、日本表記だと28cmになります。ゴールデンサイズの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

オリジナルは現在数十万円で取引されており、入手が困難な状況です。こちらも年代は新しいですが、抽選販売された足数に関してはかなり極小だと思われます。相場も無いようなものなので、この機会に是非。というより、この機会を逃すと今後手に入らないかもしれません。そんなドクターマーチンを紹介いたしました。

お次はこちら

oasis live’25 crew only

待望のoasis再結成ライブの際に一部関係者のみに配られた、adidasのアイテムになります。全くSNS上などで写真が出回っていませんが、

彼はイギリスの音楽業界では知られている方で、oasisやその他有名バンドの裏方を務めている方です。この方のコレクションはエグいものばかりなのです。是非Instagramのアカウントを覗いてみてください。私もやりとりして拝見しましたが、とんでもないです。このアイテム自体具体的に誰に配られたものなのかハッキリとしたことまではわかりませんが、一先ず関係者限定のadidasのアイテムが実在するということがわかります。ジャケットに関してですが、こちらは実際に誰かがSNSに投稿しているものを確認することはできませんでしたが、実際一部関係者に配られたものですので、そこまで変なことではないかと思います。

配られた方には共通点があり、この写真のようなパスカードを所持しています。関係者口から入るための証明的なものでしょうか。アイテムを譲っていただいた方も同様にこのパスカードを持っていました。

こちらは知っている方も多いと思いますが、200足限定で関係者に配られたspezialも存在します。また、ヘリーハンセンのジャケットも配られたとかなんとか。ここも詳しくわかったら追記したいと思います。

こちらは先ほどの方が着用していたものと同型です。adidasのロゴとoasis crewのロゴが配置されただけのシンプルなTシャツです。

背面にはoasis crewのデザインが大きく入ります。デザインはジャケットも全部同じですね。

定番なトラックジャケットです。

TERREXのナイロンジャケット。こちらは丈が長めなので、コートのように着用できます。

というように、デザインは全く一緒です。サイズはXLで、日本表記だと4XLになります。他サイズも確認できているのですが、ほとんどの方がXLサイズを所持していました。やはりここは日本人との体格の違いが出ますね。

183cmのスタッフに着用いただきました。元々タイトな作りだからか、そこまで大きく感じませんでした。

続いてトラックジャケット。こちらはサイズも相まってオーバーなシルエットになりますね。中にフーディなどを着込む前提であればオーバーでも良いと思います。ここは好みになりますかね。

176cmの自身で着用してみました。XLで丈が長いため、逆にコートのような形で着用できます。

こちらかなり問い合わせが多いかつ、『偽物だろ』というお声もちらほらいただきました。最近は公式が販売したoasisとadidasのコラボアイテムも偽物が出回っているため、シビアになっている方もいらっしゃると思います。それに関しては無理もありません。尚且つこちらは関係者に配られたものになるため、市販されていたものではありません。それを売ることに関して賛否両論があることも理解しております。確かに私も譲っていただいた本人を教えることはできないため、確実的なエビデンスは提示できないのが事実です。しかしまだこちらは実在していること自体あまり知られていない今だからこそ本物が買えると思いますし、今後偽物が出回って本物との判別がつかない状況がでてきてしまうと考え、話題になっているタイミングですが販売することを決意いたしました。どう受け止めるかはお客様次第だと思います。実際過去に関係者限定に配られているリーバイスやカンゴールのアイテムなども、全て一部関係者がこっそり流したからこそ市場に出回っています。後は当店を信じていただくしかないと思いますので、以上のことを踏まえた上で、ご購入いただければと思います。もちろん当日現地でブログにも書けない+aな説明はさせていただくつもりです。ご希望の方は是非店舗までお越しください。ちなみに何名かの方が疑問に思われていた、『誰も会場で着ている人を見たことがない』ということについてですが、着ていないと思います。理由としては関係者全員に配布したものではないため、もし着ているようなことがあれば関係者及び、会場に来ているファン達からも話題になってしまうからです。まあ、とにかく信じてくれとしか言うことはありません(笑)

最後はこちら

Ten c × Awake NY Skye Ten Anorak

実は1番イチ押しなのがこちら。恐らく写真を見ただけでビビッとくる方もいるのではないでしょうか。

それもそのはず、oasis再結成ライブにてリアムギャラガーが着用したものと全く同じものになります。こちらは昨年海外のみで発売されたのですが、その際はそこまで注目をされていませんでした。しかしリアムギャラガー着用が話題になると、ますます価格は高騰し、今では市場に全く出回っていない代物になってしまいました。ただそれも納得できるくらいディテイルが良いので、詳しく解説していきます。

こちらは2024年4月に発売された、AwakeとTen cのカモフラージュカプセルです。カラーリングはマンハッタンブラウンとマンハッタングリーンの2色で展開されます。名前の通り、マンハッタンのストリートをイメージしたカモフラージュを施しています。オーソドックスなカモとは違い、とても面白いですよ。

153cmのスタッフに着用いただきました。ドローコードがついているため、小柄な女性でも着用いただけます。身幅がゆったりとしたシルエットのため、好きな方多いのではないでしょうか。

このTen cというブランド、素材が非常に面白くOJJと呼ばれる日本の化学繊維が使用されています。これは『Original Japanese Jersey』の略称で、ポリエステルとナイロンを高密度に編み上げたニット生地になります。この生地の特徴は、なんと経年変化で味が出てくるということです。デニムだとアタリとも呼びますが、まさにそれと同じような楽しみ方ができます。ここまでこだわり抜かれた素材が使われている一着だからこそ、リアムギャラガー効果以外にも注目される要因はあると感じています。

昔のリアムらしくカンゴールのハットと合わせても相性抜群です。日本、海外共に一切流通ありませんので、この機会に是非。

長くなってしまったので今回はここまで!それではまた次のブログで…